2021年6月の書籍代 【積読】
積読いましめのための書籍代記録と購入理由。
京大の西洋古典叢書版や岩波 泉井訳(絶版)のような格調高い感じはないけど、完全な散文でとても読みやすい。挿絵も豊富で資料としてもいいかも?
『日本語のために』 河出書房新社 2,574円
日本文学全集の30巻目。様々な種の日本語の文章を引いて、日本語の姿を模索する。
日本語を勉強するために購入。(このブログの管理人は外国人)
プラトンに興味を持ったので購入。読みやすくて面白かったので珍しく完読した。だが、「プラトン全集」を手に入れたのでもう読まれることはないだろう。
『アドルフ』 岩波文庫 515円
恋愛小説。第三章の終わりまでは、男ならば、わかり味深いだろう。それ以降はアドルフのヘタレぶりを見せられるだけである。薄いので完読できた。
恋愛関係の初めにあって、この関係は永遠なるべしと信じない男に禍いあれ!
絶版らしい。月本昭男訳。ちくま学芸文庫からは矢島文夫訳のものがでている(こちらも所有)。
『光学』 岩波文庫
ニュートンの光学。なんとなく買ったが文系の私にはほとんど理解できない。
いわずもがな、アインシュタインの相対性理論の本。本文は完全に理解不能。解説も付いているが、同じく理解できない。
『未来のイヴ』 創元ライブラリ 960円
中古で購入。リラダンの『未来のイヴ』は他に、岩波、光文社から出ている。齋藤磯雄の典雅な訳文が素晴らしい。
ブッコフでもろもろ 4,470円分
近所のブックオフで色々と買ったらしいが、あまり覚えていない。「三島由紀夫全集第6巻」を買ったはずである。ぼちぼち読んでいる。
『 新・リュミエール―フランス文法参考書』 駿河台出版社 2,310円
フランス語を勉強したくなったので購入。綴り字を理解したあたりで飽きた。
ヴァレリー全集 3,600円
詩人ポール・ヴァレリーの全集。日本では「風立ちぬ」の詩が有名だろう。あとは『テスト氏』か。
勝手な印象だが、ヴァレリーはあまり文庫化されていない気がする。まあ安かったのでとりあえず購入。補巻2巻ぶんを含めて全14巻であるが、私は補巻は持っていない。いずれ古本屋で買うだろう。
『アナバシス』 岩波文庫 1,243円
クセノフォン作。ペルシアに出征したギリシア傭兵の軍団が、ギリシアに戻る話。めっちゃおもろい。訳は松平千秋。イリアス・オデュッセイアは松平訳で読んだので、馴染みのある文体で読みやすかったです。
プラトンに興味を持ってとりあえず購入したが、未読。1ページ目を開く前にプラトン全集を買ってしまったので、今後一切読まれることはないだろう。
これで計2万円くらいか。