ニートの日記 そして本と読書

小学生の読書感想文

2021年7月の書籍代 【積読】

積読をいましめるための記録。

 

リグ・ヴェーダ讃歌』 岩波 1,010

ショーペンハウエル理解の役に立ちそうなので購入。同じ理由でカントの”批判”を買ったが難しすぎて挫折。どうやら今は絶版のようであるが、近くの書店に置いてあった。

 

資本論』 大月書店 2,400

安かったので購入。多分読んでもよくわからないだろうから読んでない。

 

資本論岩波書店 3,700

「いちおう買っとくか」で購入。難しい本は、複数訳を見比べることで理解を促進できるというのが持論。


エックハルト説教集』 岩波文庫 946

ショーペンハウエル関係。未読。


岩波 世界 8月号 

インテリの振りをするために買った。普通におもろい。


ギリシアローマ格言集』 岩波 370

ぶっこふで購入。いちおう手元に置いておきたい本。古典ギリシア語・ラテン語原文が併記されているので、勉強になる。


『神統記』 岩波 470

ぶっこふ産。ホメロスの理解を深める参考になるかと思い購入。


省察ちくま学芸文庫 720

いちおう購入。難しそうなので見てない。


新書(7冊)770
新書+文庫(9冊)995

ブックオフ100円本コーナーで底びき網漁した成果物。


ホメロス外典/叙事詩逸文集』 西洋古典叢書 4,620

ホメロスにはまったので購入。「叙事詩の環」の断片の日本語訳は他にないのでは?英訳で読んでもいいけど、日本語で読めるならそれに越したことはない。

 

トロイア戦争』 白水社 2,750

一般人向けの歴史書。おもろい。


論理哲学論考』 光文社古典新訳文庫 872

有名なのでいちおう。本文に入る前にイントロダクションが付いてるのがありがたい。本文は読んでもわからなかったので、放置しているが、イントロは何度も読んでいる。

 

『意志と表象としての世界』 中公クラシックス 3巻で5,400円くらい

ショーペンハウエルの主著。中公クラシックスから3冊にわかれて刊行されている。これの他には全集だけか。

とりあえず買ってみたが難しそうなので、読了までには長く掛かりそうだ。

 

プラトン全集 15巻 2万円くらい

岩波からでてるやつだが、もう絶版。古いものだが、相当きれいな状態のものを手に入れた。箱にも本自体にも、ヤケやシミはほとんど見られない。月報も揃っている。しかし、こいつが猛烈にくせえんだ。

 

プラトン後期の作品は全集でしか読めないはず。

きくところによると、プラトンの著作は全て現代まで受け継がれているらしい。古代の哲学者の著作は、散逸していることが殆どで、断片がわずかに残るばかりである。あのアリストテレスの著作でさえも多くが散逸してしまったという。だがプラトンはそうではない。失われることの多い古代の著作が、現代の我々のところまで残っているのはまことに偉大なことではないか。

そういうわけなので、全集を手に入れたくなった。もちろん、全てを読むことはないだろう。

 

以下ブックオフでまとめ買いした本たち。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

有名なので買った。ぼちぼち読む予定だが、わたしは経済や政治にはあまり興味がない。ウェーバーは、岩波白の薄いやつを読んだくらいである。


『孤独な散歩者の夢想』

ルソーのやつ。とっつきやすそうだったので購入。


茶の本

茶は好きだ。


『生命とは何か』

天才科学者の考えた生命の本質とはなんだろうという興味。人文系とは違った角度から生命を考えるのに役立つかもしれない。しらんけど。(読んでいないので適当である。)

『全訳古語辞典』

古語辞典。なんかに使えるだろう・・・・。


『ローマ人の世界』ギリシア文明』

やはり歴史は絵を見ながら学ぶべきなのだ。色刷りで絵がいっぱいあって読みやすい。(小並)


ギリシア神話集』 講談社学術文庫

値段が高いでお馴染みの講談社学術文庫。資料として。


ハイデガー 詩の政治』

よくわらかんけど、ハイデガーについて知りたかった。


ハイデガー存在と時間』入門』 講談社現代新書 轟

かの有名な「存在と時間」の入門本。いきなり原著を読むのは無理だと判断したので、解説書で助走をつけるのだ。


ハイデガー存在と時間』入門』 講談社学術文庫 渡邉

同じ出版社から別レーベルで同じタイトルの本が出ている・・・。著者は別。上と同じ理由で購入。

カントの『純粋理性批判』に突っ込んで爆死した経験があるので、今度は慎重にいきたい。「純理」は挫折して、半分くらい行った所で止まっている。


ハイデガー存在と時間」』

同上


『哲学の歴史 10』 中央公論

シリーズ物。分厚い、ムズイ。


言の葉の庭』 角川 

面白いと評判らしい。


新書(8冊)

100円本コーナーから適当にさらった。


=13,370

 

 

 

 

読書の秋、何を読む?vol.1【文学】

 読書の秋に読みたい積読本(文学)の備忘録。読むとは言ってない。

 

魔の山』 トーマス・マン

魔の山』は以前に一度だけ通読した。読み返したいとは常々思っているが、なんせ長い。深遠な議論、時間に関する考察・・・ボリュームてんこ盛りであるから、じっくり時間をかけて読みたい作品。

 

『カレワラ』リョンロット

フィンランド叙事詩カレワラ。今夏、パナソニック汐留ミュージアムで開催された「サーリネン展」に足を運んだことをきっかけに。

 

青い花ノヴァーリス

ロマンティックな感じの本が読みたい。

 

『シッダールタ』ヘッセ

ヘッセの有名な作品。読みたい。薄いから。

 

 

 

 

 

 

2021年6月の書籍代 【積読】

積読いましめのための書籍代記録と購入理由。

 

アエネーイス』 新評論 5,445円

京大の西洋古典叢書版や岩波 泉井訳(絶版)のような格調高い感じはないけど、完全な散文でとても読みやすい。挿絵も豊富で資料としてもいいかも?


『日本語のために』 河出書房新社 2,574円

日本文学全集の30巻目。様々な種の日本語の文章を引いて、日本語の姿を模索する。

日本語を勉強するために購入。(このブログの管理人は外国人)


ゴルギアス』 岩波文庫 1,000円くらい

プラトンに興味を持ったので購入。読みやすくて面白かったので珍しく完読した。だが、「プラトン全集」を手に入れたのでもう読まれることはないだろう。


『アドルフ』 岩波文庫 515円

恋愛小説。第三章の終わりまでは、男ならば、わかり味深いだろう。それ以降はアドルフのヘタレぶりを見せられるだけである。薄いので完読できた。

恋愛関係の初めにあって、この関係は永遠なるべしと信じない男に禍いあれ!


ギルガメッシュ叙事詩』 岩波書店 3,300くらい

絶版らしい。月本昭男訳。ちくま学芸文庫からは矢島文夫訳のものがでている(こちらも所有)。


『光学』 岩波文庫

ニュートンの光学。なんとなく買ったが文系の私にはほとんど理解できない。

 

相対性理論』 岩波文庫

いわずもがな、アインシュタイン相対性理論の本。本文は完全に理解不能。解説も付いているが、同じく理解できない。

 

未来のイヴ』 創元ライブラリ 960円

中古で購入。リラダンの『未来のイヴ』は他に、岩波、光文社から出ている。齋藤磯雄の典雅な訳文が素晴らしい。


ブッコフでもろもろ 4,470円分

近所のブックオフで色々と買ったらしいが、あまり覚えていない。「三島由紀夫全集第6巻」を買ったはずである。ぼちぼち読んでいる。


『 新・リュミエール―フランス文法参考書』 駿河台出版社 2,310円

フランス語を勉強したくなったので購入。綴り字を理解したあたりで飽きた。


ヴァレリー全集 3,600円

詩人ポール・ヴァレリーの全集。日本では「風立ちぬ」の詩が有名だろう。あとは『テスト氏』か。

勝手な印象だが、ヴァレリーはあまり文庫化されていない気がする。まあ安かったのでとりあえず購入。補巻2巻ぶんを含めて全14巻であるが、私は補巻は持っていない。いずれ古本屋で買うだろう。


『アナバシス』 岩波文庫 1,243円

クセノフォン作。ペルシアに出征したギリシア傭兵の軍団が、ギリシアに戻る話。めっちゃおもろい。訳は松平千秋。イリアスオデュッセイアは松平訳で読んだので、馴染みのある文体で読みやすかったです。


プロタゴラス』 岩波文庫 726

プラトンに興味を持ってとりあえず購入したが、未読。1ページ目を開く前にプラトン全集を買ってしまったので、今後一切読まれることはないだろう。

 

これで計2万円くらいか。